お客さまが華やかな舞台で
輝けるよう
“縁の下の力持ち”
として支えています。
現在の仕事内容は?
さまざまな催しを成功させるために、
幅広い役割を担う
ホテルの宴会場では、婚礼やパーティー、会食、ディナーショー、講演会などさまざまな催しが開かれます。これらの華やかな舞台の成功を縁の下で支えるのが、私たち宴会サービス部門の仕事です。会場やテーブルのセッティング、来場されるお客さまのご案内、さらに料理・ドリンクの提供まで、幅広い役割を担っています。私は現在、会場責任者のアシスタント業務を担当しています。例えば婚礼の場合、会場責任者は新郎新婦の控室にいることが多いため、その間も会場の進行を確認するのが私の役目です。また当日にスケジュールや段取りに影響する追加リクエストが入った場合も、責任者に代わってスタッフに指示を出し対応します。人生の一大イベントである婚礼を担当する際は毎回かなり緊張しますが、お客さまに感動していただきたい、という思いで業務に取り組んでいます。
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仕事の難しさややりがいは?
多くのスタッフのチームワークを引き出すことが重要
当ホテルでは、さまざまな規模や内容の催し物に対応できるよう、アルバイトや配膳担当の派遣スタッフなど、多くのスタッフが働いています。宴席を滞りなく進めるためには、社員である私たちが的確な指示を出し、チームワークを引き出すことが重要ですが、時には意思疎通や指示がうまくできないことに難しさを感じることも。当ホテルに慣れているスタッフばかりではないため、できるだけ丁寧に説明し、それでも分からない場合は付き添って教えるなど、コミュニケーションを大切にしています。また、初めて来たスタッフにも分かりやすいよう備品類は整理整頓に努めています。
仕事をするなかでは、やはりお客さまからのお言葉が励みになります。以前、ディナーショーで担当したお客さまに「来年も来るから、また担当してね」とおっしゃっていただいたことが、とても嬉しかったです。
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今後の目標は?
経験を重ね、大きな宴席の会場責任者を務めたい
上司・先輩方のように、大きな宴席を任せてもらえるようになることが、今後の目標です。そのためには、上司や先輩方が会場責任者としてどのように仕事をしているかを学び、吸収することが必要です。また、自身の接客サービスのレベルを向上させていくことも欠かせません。直接的なご要望に対応するだけではなく、ご様子からお客さまが何を求めているのかを汲み取り、プラスαのサービスをすることを心掛けています。例えば、何度か同じ飲み物をお代わりしている方のグラスが空きそうな時は「○○のお代わりをお持ちしましょうか?」と声を掛けたり、「お水をください」とリクエストをいただいた場合には、冷たいものか常温かを確認するなど、一つひとつは小さなことですが、このような気遣いある対応がお客さまのご満足につながるのだと感じています。
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お客さまのご要望やお困りごとにすぐに気づけるよう、常に宴会場周辺に目配りするようにしています。
- 7:30
- 起床。朝食を食べ、身支度を整えます。
- 9:30
- 業務開始。今日の宴席のタイムスケジュールや内容を確認し、準備を進めます。
- 11:30
- 宴席がスタート。料理の提供漏れなどがないよう、会場を見渡して念入りに確認をします。
- 13:00
- 宴席の合間を縫って、交代で昼食・休憩を取ります。
- 14:00
- 宴席終了。お客さまの忘れ物が無いかをチェックし、お見送りします。その後、場内の片付けと明日の宴席のスタンバイ(準備)を行います。
- 18:00
- 退勤。帰りに同期や同僚とご飯に行くことが楽しみのひとつです。
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