オーガナイズ事例 インバウンド需要を取り込め グループ各社の施策をつなぎ外国人旅行者の“回遊”をはかる。

Q1西武グループの成長に向けた
シナリオを描く

グループビジョンや中長期的な戦略・事業計画を踏まえて、西武グループ全体のさらなる成長に向けた具体的なシナリオを描く。そして、成長につながる新たなスキームを構築し、各事業会社を指揮する。あるいは、事業会社が考え出した施策の推進を支援する。これらはいずれも、グループのオーガナイザーである西武ホールディングスの重要な役割です。
都市交通・沿線、ホテル・レジャー、不動産などの分野で多様な事業を展開する西武グループは、新たな価値創出の源泉となる有形・無形のさまざまな資産を有しています。各種の情報やデータを分析して市場や社会の動向を予測しながら、グループ内の資産やポテンシャル、さらには外部のネットワークを生かして成長戦略を立案するのが西武ホールディングスのミッションであり、現在その一つとして「インバウンド需要」の獲得に力を入れています。

Q2各社のインバウンド施策に
横串を通す

海外から日本を訪れる旅行者が急速に増加するなか、西武グループの各事業会社は、訪日外国人に対するさまざまな施策を推進しています。例えば、西武鉄道では商業施設が集まる新宿・池袋や、自然や歴史に触れられる秩父・川越などのプロモーション活動を積極的に展開。また、プリンスホテルも、営業拠点の開設や外国人旅行者向けイベントの開催などを通じて、集客の拡大に取り組んでいます。

訪日外国人旅行者数の推移(単位:万人)
訪日外国人旅行者数の推移のグラフ

今、西武ホールディングスが構想するのは、グループのオーガナイザーとしてこれらの取り組みを俯瞰し、より大きな視点から横串を通して、インバウンド需要を牽引するフロントランナーとなること。その一つのテーマが“回遊”です。描くシナリオは、まず成田や羽田に着いた旅行者をプリンスホテルでお迎えし、そこを起点に西武鉄道の沿線や伊豆・箱根、軽井沢などへご案内するとともに、その交通手段もご提供する――というもの。グループ各社の施策を各社単独の取り組みにとどめるのではなく、それぞれを有機的につなぎ、外国人旅行者の回遊を図ることで、インバウンド需要の取り込みを目指しています。
西武ホールディングスのシナリオによって生み出される新たな感動体験が外国人旅行者への訴求力を高め、グループ全体の企業価値を向上させていきます。

外国人旅行者のニーズと西武グループの回遊モデルイメージ
外国人旅行者のニーズと西武グループの回遊モデルイメージの図