Issues
01
“鉄道事業の未来”を描く
Our Approach
02
「観光」を日本の基幹産業に
03
未来の“TOKYO”を彩る街づくりを
04
お客さまに感動と笑顔を
MY PAGE ENTRY
西武グループ新卒採用情報トップ icon_link
長く経済成長・人口増加とともに歩んできた鉄道ビジネスをこれからの時代にどのように成長させていくのでしょうか?
Strategy
Approach
Close
沿線価値を高めていくために
西武グループの起点である鉄道事業は、日本の経済発展とともに急増する沿線人口や輸送ニーズに追い風を受け成長を遂げてきました。しかし現在、低経済成長・人口減少という課題に直面しています。このような状況下でも着実に成長し続けていくためには、沿線の利用者を増やすために沿線の価値・魅力の向上が鍵となります。
西武鉄道の営業距離は全国の私鉄でトップ5に入るほど長く、副都心の池袋や所沢といった通勤で利用するお客さまの多い地域から、秩父や川越のように観光地として賑わいをみせている地域まで、沿線には多様な風景が広がっています。また、各エリアにおける乗降客の属性やエリア内にある施設・スポットもさまざまです。
そこで都市交通・沿線事業では、それぞれの地域特性に応じた施策を推進しています。通勤で利用するお客さまの多いエリアでは鉄道の利便性向上や駅周辺の開発によって、観光エリアでは魅力ある施設やスポットによって沿線価値の向上を図っており、さらにこの2つの施策をつなぎシナジー効果を高める取り組みとして魅力ある車両の開発にも注力しています。
西武鉄道沿線エリア
副都心などのエリアはおもに通勤のため、秩父をはじめとする観光エリアはおもに観光客に利用されている、幅広い色をもった沿線となっている。
成長に向けた革新的な挑戦
近年の車両開発の取り組みとして注目されているのが、2019年3月にデビューした新型特急車両「Laview(ラビュー)」です。“今までに見たことのない新しい車両”をコンセプトに、次世代のフラッグシップトレインとして開発した「Laview」は、“乗る人”だけでなく“見る人”にも新たな価値を提供。多くのメディアなどでも革新的な挑戦として注目を集めています。 また、西武鉄道では、必ず座れる有料座席指定列車「S-TRAIN」の運行や、スムーズな移動のほか駅ナカビジネスの展開にもつながる連続立体交差化など、お客さまの利便性向上を実現する施策を積極的に実施しています。
沿線価値向上に向けては、秩父エリアへの観光需要の拡大をめざし、「西武秩父駅前温泉 祭の湯」を開業したほか、2021年5月には西武園ゆうえんちをリニューアルオープンしました。
今後もこうした施策を通じて沿線価値を高め、“人が集う”沿線をつくることで、都市交通・沿線事業を成長させていきます。
TM & © TOHO CO., LTD.©TEZUKA PRODUCTIONS
写真左:Laview25年ぶりに登場した新型特急車両。著名建築家・妹島和世氏がデザイン監修し、都市や自然のなかでやわらかく風景に溶け込むデザインを実現した。池袋と秩父をつなぐ、ビジネス・観光型特急電車として2019年3月16日から運行。
写真右:西武園ゆうえんち(イメージ図)3つの駅からアクセス可能な西武園ゆうえんちは、長年お客さまに愛されてきた歴史ある遊園地。2021年にリニューアルオープンし、“心あたたまる幸福感に包まれる世界”へと生まれ変わった。